みえ教育ラボ × 三重県データ研究室

三重県データ研究室

人口・教育・産業・観光の公開統計から、地域について確かめられる問いをつくる。数値の出典、計算、言える範囲を一緒に示します。

分析の読み方。 各分析は調査年、定義、限界を確認してお読みください。原資料と更新日を併記しています。
2023→2024年の人口

人口が増えた市町は?

29市町のうち2町

2023年10月1日から2024年10月1日までに、人口が増えたのは川越町と朝日町。県の29市町の合計は16,133人減りました。

川越町+0.64%
朝日町+0.25%
実務での使い道
市町ごとの需要規模を考える入口。人数と率を併記して小さな町の変化を読みます。
このデータでは言えないこと
増減の原因や将来人口は分かりません。転入−転出だけでは人口増減の内訳にならず、県の社会増減には「その他増減」も含まれます。
出典・期間・計算

三重県「市町(村)累年統計表」人口関連表と2024年人口年報。対象は2023年10月1日~2024年9月30日、取得日2026年11月2日。人口増減率=人口増減数÷2023年人口×100。転入−転出は市町間移動を含みます。県の原表目次/県の人口年報。

学校種の比較に注意

2010年の学校規模は?

251人/小学校

県計の児童数を小学校数で割った値。市町別では熊野市47.79人、朝日町737人でした。

参考比較:2010年から2023年にかけ、小学校の本務教員1人当たり児童数は29市町中28市町で低下しました。学校種の移行と集計範囲差を未調整のため、教育の質や教員の余裕を示すものではありません。

朝日町737人
県全体251人
熊野市48人
実務での使い道
地域ごとの学校配置や教材導入規模を調べる入口。
このデータでは言えないこと
教育の質や児童一人当たりの支援量は示しません。学校種・設置者の範囲を確認する必要があります。
出典・期間・計算

三重県「平成23年刊県勢要覧・学校教育1/2」、2010年5月1日現在、取得日2026年11月2日。児童数÷小学校数。2010→2023年の比率は各年5月1日、本務教員を分母とし、2023年は義務教育学校を除外。県の原表。

2016→2021年の比較

事業所と働く人数の変化は?

事業所 −6.36%

2016年から2021年に、公務を除く事業所は77,168から72,261へ。従業者は801,130から798,103へ、0.38%減でした。

図:2016年を100とした2021年の水準

事業所93.64
従業者99.62
実務での使い道
拠点数と雇用規模を別々に見る地域調査の入口。
このデータでは言えないこと
企業統合や廃業の内訳、人口減少の影響、労働条件は分かりません。
出典・期間・計算

三重県「市町(村)累年統計表」49・51、経済センサス活動調査の2016年と2021年、取得日2026年11月2日。変化率=(2021年値÷2016年値−1)×100。県の原表目次。

調査地点の変更に注意

2025年の観光客数はどこで増えた?

県全体 +5.35%

2024年の3,508.2万人から2025年は3,696.0万人へ。中南勢は584.4万人から762.6万人へ増えました。

図:2024年を100とした2025年の水準。棒の長さは最大値130.49を基準に表示

中南勢130.49
伊賀96.90

比較上の必須条件:2025年から調査地点にVISONが追加されています。増加を同一地点条件での旅行需要増とは読めません。

実務での使い道
地域ごとの集客規模を読む入口。調査地点の変更を加味して追加調査の問いをつくれます。
このデータでは言えないこと
施策効果、宿泊数、消費額は分かりません。2025年の月別季節性は未検証です。
出典・期間・計算

三重県「2025年観光入込客数(実数)」、2024年・2025年の地域年計、取得日2026年11月2日。比率=2025年÷2024年×100。実数は延数を立寄り地点数で補正した推計です。県の公表ページ。

探索的な比較

人口と市町内事業所の従業者数は、同じように変化した?

29市町を同じ重みで比べると、2016年から2021年の人口変化率と従業者数変化率のPearson相関は 0.814 でした。一方、人口が減って従業者数が増えた市町も7市町あります。

事業所数r=0.609
従業者数r=0.814

図の条件:人口は各年10月1日、市町内事業所・従業者は各年6月1日。2020年国勢調査後の人口推計基準変更を含みます。相関は原因・施策効果を示しません。

実務での使い道
人口と働く場所の変化が食い違う地域を見つけ、通勤や業種を追加調査する入口。
このデータでは言えないこと
住民と市町内事業所の従業者は同じ人の集合ではありません。通勤流動、業種、年齢構成を調整していません。
出典・期間・計算

三重県の推計人口表22と経済センサス活動調査表49・51。2016年・2021年の29市町を名称で結合。各変化率=(2021年値÷2016年値−1)×100、Pearson相関を計算。取得日2026年11月2日。人口原表目次/経済原表目次。

次の調査候補

次に調べられる問い

県統計書などから49表を候補として索引化しました。別に、BODIKの三重県公開分127データセット・283リソースを公式一覧と照合しました。両者の重複は未確認で、県内全公開データの網羅ではありません。表本文の取得・分析もこれからです。

既存の分析資産には60能力項目の試行、103機能の検査、24テーマの研究記録があります。「約440種類」は資料で確認できていません。手法は問いとデータに合うものだけ選びます。

候補索引:令和8年刊三重県統計書とBODIK掲載データ。確認日2026年11月2日。県統計書の利用上の注意・BODIK三重県。

数字の読み方

地域の値は、調査年・集計範囲・単位が揃って初めて比較できます。ここに載せた相関や増減は、原因や施策の効果を証明しません。掲載値は原表と照合して計算しました。比較条件や未確認事項は各項目に記しています。

出典:三重県の公開統計。この記事の表現と計算はみえ教育ラボによるもので、三重県の公式見解ではありません。原表ファイルは配布せず、出典の公式ページへ案内しています。