三重の7市町では、人口減少と従業者増加が同時に見られました
三重県の29市町について、2016年と2021年の人口と事業所の従業者数を比べました。人口が減った一方で、その市町の事業所で働く人の数が増えていたのは、津市、鈴鹿市、亀山市、いなべ市、伊賀市、木曽岬町、明和町の7市町です。

たとえば木曽岬町は、人口が約6.66%減る一方、従業者数は約5.84%増えていました。
ここで数えているのは、住んでいる人と、そこで働く人という別の集団です。町外から通う人もいるため、人口が減れば従業者数も必ず減る、とは限りません。ただし、この資料だけで通勤者が増えたことまで確認できたわけではありません。
県全体では、事業所は77,168から72,261へ減少。従業者数は801,130人から798,103人へ小幅に減っています。地域全体の人数だけでなく、「住む場所」「働く場所」を分けて見ることが大切です。
この数字を読むときの注意
- 2026年の最新状況ではなく、2016年と2021年の比較です。
- 人口は各年10月1日、事業所と従業者は各年6月1日。まったく同じ日の比較ではありません。
- 人口は各時点の推計値で、国勢調査後の補間補正をしていない表です。 基準更新をまたぐため、ここで示す人口変化率を出生・死亡・転入・転出だけによる実際の増減とは解釈できません。基準更新が今回の数値に与える影響量は未確認です。
- 従業者数は公務を除く経済センサスの値。地域に住む人の就業率や求人件数ではありません。
- なぜ増減したか、企業誘致や政策が効いたかは、この比較だけでは分かりません。
出典:三重県「市町(村)累年統計表」推計人口・表22、経済基盤・表49/51。原表再確認:2026年11月2日。詳細な定義・再計算・限界は詳細記事へ。